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生産者紹介
【花巻市上似内】
菅原毅さん、彩花さん
アスパラガス生産者

- 10年の時が育む、春の力強い一本。今しか出合えない旬の味
- JR釜石線の線路からほど近く、閑静な田園地帯に立つビニールハウスには、春の陽光を浴びてスクスクと伸びるアスパラガスの姿。若手農家の菅原さん夫婦のアスパラガスです。
若手らしい感性と、ベテランに負けない探究心でアスパラガスを育てるお二人の話を伺いました。
- 大地に根を張り受け継がれる「株」の力
- 菅原さんのハウスのアスパラガスは、以前の生産者さんから引き継ぎ10年以上この土地に根を張っている株です。長年蓄えられた株のエネルギーを最大限に引き出すため、お二人は日々、土の状態を見ています。
太く真っ直ぐに伸びた姿には、お二人の徹底した管理の跡が見て取れます。手に持つとずっしりとした重みがあり、瑞々しさに満ちています。
- 妥協なき管理
- 少しでも管理を怠ると、すぐに穂先が開いたり形が崩れたりします。例えば冬の間は地表をバーナーで焼いて殺菌し、病害虫を未然に防ぐ手間のかかる作業を行っています。農薬を極力抑え、安心・安全なものを届けたいという強い想いの表れです。
また春には例年より暖かかったため成長が早すぎました。出荷時期に合わせ、あえて水やりを控えることで成長をコントロールするなど、緻密な調整を行っています。
- 貴重な一期一会。「最後のアスパラガス」への想い
- 現在、菅原さん夫妻は主力であるミニトマトの栽培に一層の情熱を注いでいます。そのため、実はこのハウスでのアスパラガス栽培は、今シーズンが最後になる予定です。収穫はまさに最盛期。初夏の訪れとともにその幕を閉じようとしています。
栽培ハウスから、道具などが置かれた専用ハウスへ移りました。ハウス内は道具一つまで整然と片付けられており、お二人のマメで職人気質な姿勢が、作物の質の高さを支えていることが見て取れます。
お土産に採れたてのアスパラガスをいただきました。生でも食べられるほど柔らかく、瑞々しい甘みは、まさにこの土地の恵みそのものです。
おすすめの料理を聞くと、たくさんのレシピを教えてくれました。
「バター醤油と炒めたり、玉子焼きに入れるとか、シチューに入れたり何でも合います。」
菅原さん夫妻が、並々ならぬ愛情と手間をかけて育て上げるアスパラガス。朝ごはんの一皿で、その力強い生命力をぜひ味わってください。