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食材年間カレンダー

生産者紹介

アスパラ生産者

【花巻市中根子】農事組合法人 中根子さん

花巻市農村青年クラブ

「農事組合法人 中根子」は花巻市の中根子地区の人たちが中心となり組織された。
 今年は5月と思えぬ暑い日が続いている。暑いとアスパラはどんどん伸びていき、出荷できないほど大きなサイズになってしまう。それを防ぐため、涼しい時間帯である早朝5時から収穫を行っている。
 この畑は水はけが良い。野菜栽培では、水はけが良いからと言って気を抜くのは禁物だ。水はけが良いため日照りの日が続くと土が乾燥し、アスパラがうまく育たなくなってしまう。
 このアスパラ畑は、野菜の収穫場だけにとどまらず地域の憩いの場としても活用されている。アスパラ収穫体験を行う「中根子ふれあい祭り」は今年で早や3年目を迎える。地元の子供たちが、大きなアスパラを探して畑の中を探し回る。野菜の収穫体験を通して地域の人たちの交流の場所となっている。新しいことへ積極的に取り組みながら、瑞々しく、質の良いアスパラを、十分な収穫量を確保しながら安定して出荷していく。

雪下にんじん生産者

【花巻市中根子】平賀恒樹さん

花巻市農村青年クラブ

 今年のニンジンは例年に比べ小さい。大きく育ちにくかった原因は夏にある。
ニンジンの種まきは8月だ。今年の8月は雨が降ったり日照りだったりと天候が安定せず、種まきが遅れた。そのためニンジンが大きくなりにくかったのだ。
「いつも実験作みたいなことやってる。」と平賀さんは言う。今回は2種類の種をまき、生育の違いを比べた。
 平賀さんはたくさんの肥料や薬剤を入れる農法に魅力を感じなくなっていった。
「やっぱ食べて新鮮なうちに味わうのが野菜はいい。そのためのカフェでもあるんで。」
 なるだけ自然に近い形の方法で、新鮮でおいしい野菜を作る。平賀さんのこだわりは、直にお客さんと接しているからこそだ。

しいたけ生産者

【花巻市葛】阿部貴広さん

花巻市農村青年クラブ

しいたけの大きさは軸の太さを見る。軸が細いのは大きくならない。収穫の際は軸を見て、採るかどうかを判断する。
 またしいたけの傘の裏が開くと、しいたけの香りが失われる。それを防ぐため、阿部さんは今年から新しい品種を試している。比較的大ぶりのきのこが採れる品種だが、そのかわり採れるしいたけの数が少ない。どのように生育していくか試行錯誤の最中だ。
取材が終わり、別れ際に阿部さんが1個のしいたけを見せてくれた。傘の表面に美しい鱗片がちりばめれている。
点々があるほうがしいたけの美しさがある、と阿部さんは言う。
できるだけ収量を減らすことなく品質を高めていく。阿部さんは今も工夫を続けている。

白菜生産者

【花巻市葛】淵澤秀峰さん

花巻市農村青年クラブ

北上川の近くに広がる約12アールの白菜畑。淵澤さんは白菜に限らず、農業の知識が豊富で、色々なことを教えてくれる。
台風の影響から例年より少ない収穫量となったが、畑の大部分は立派に成長した白菜がきれいに整列している。淵澤さんの白菜は味もさることながら見た目も美しく、お客様に好評だ。

淵澤秀峰さん

ピーマン生産者

【花巻市石鳥谷町】中村和哉さん

花巻市農村青年クラブ

中村和哉さんのピーマンを使って、丸ごとピーマンのお浸し、ピーマンとじゃこの焼浸し 山椒風味、ピーマンの肉味噌バンバンジー、シャキシャキピーマンの塩炒め、ピーマン味噌にしました。

茄子生産者

【花巻市石鳥谷町】伊藤邦彦さん

花巻市農村青年クラブ

 伊藤さんのナスは皮が薄いので、調理しやすく食べやすい。柔らかく実がしっかりしているので、色々な料理に応用できるという特徴がある。
 ナスの木は、ほっておくと上へ上へ伸びようと生長していく。木に勢いがありすぎると、実の方に栄養がいかず育たない。木と実のバランスを考えて、木の勢いをコントロールするのが剪定作業だ。これには今まで培った経験と勘がものを言う。
 伊藤さんがこの畑でナス栽培をはじめて12年。経験を積んできた自信がうかがえた。
ナスづくりは、奥さんとふたりで作業を分担している。苗植えや受粉処理、出荷作業など奥さんにやってもらい、剪定作業などまだ経験が必要な分野は伊藤さんの担当だ。
  ナスは曲がっているより、まっすぐなものの方がおいしい。きれいにまっすぐ育ったナスをお土産にいただき、ナス畑を後にした。

アスパラ生産者

【花巻市中根子】農事組合法人 中根子

花巻市農村青年クラブ

 雲一つない初夏のアスパラ畑。若草色に成長したアスパラを眺めながら、アスパラ栽培の担い手である「農事組合法人 中根子」の藤原さんにお話を聞いた。
 アスパラ畑は約45アールの広さを誇る。2つの品種を育てており、ひとつがウェルカムで約28アール、もう一つはバイトルで約17アールの広さの畑で栽培している。
アスパラに限らず、野菜はすぐ収穫して売上をあげることができるわけではない。予め収穫量の減少を予測し、補うための手段を用意する。藤原さんたちはとても計画的に動いている。
 この畑の特徴は水はけが良いことがあげられる。そのため日照りの日が続くと土が乾燥し、アスパラがうまく育たない。それを防ぐため、畑の脇を通る用水路から水を畑へ引き入れる。一時的に畑を水浸しにし、土の乾燥を防いでいる。
またこのアスパラ畑は、野菜の収穫場だけにとどまらない。アスパラ収穫体験を行う「中根子ふれあい祭り」を開催している。このお祭りは今年で3年目を迎える。
 新しいことへ積極的に取り組みながら、瑞々しく、質の良いアスパラを、十分な収穫量を確保しながら安定して出荷していく。「農事組合法人 中根子」の挑戦はこれからも続いていく。

レタス生産者

【花巻市石鳥谷町】高橋雄吾さん

花巻市農村青年クラブ

 畝は16あり、1つの畝の中に3列になるようレタスが均等に並べている。うまく成長させるためにはこの形が最適だ。
 取材したときは4月といえど朝晩は寒さの残る季節。そのため畑一面にカバーをかけ、レタスを温めている。冷えすぎず暑すぎず、温度を管理することでレタスの成長を助ける。
 水はいらず雨だけで十分育ち、風通しが良い土地のためか、虫があまりいないので薬剤散布も最小限で済んでいる。
 しかし良いことばかりではない。この畑は、そばにある川が氾濫しやすく畑が浸水する恐れが強いので、雨の多い時期に使うことができない。結果としてレタス専用の畑になっているが、ただ遊ばせるわけではなく、近くの畜産農家から仕入れた堆肥を使い土の状態を良好に保っている。
 就農してまだ3年、両親や農協など様々な人からアドバイスを受け、勉強し続けている。
「レタスは近所におすそわけしても喜ばれます。」
レタスは、生でも、炒めても、茹でても食べれる。自分のレタスが、周囲の人たちを喜ばせていることがうれしい。

みそくるみ生産者

【花巻市上根子】小原努さん

花巻市農村青年クラブ

県道12号線から上根子の住宅地へ入ると、赤い外壁がお洒落な真新しい工房が佇んでいた。工房に入る前からワクワクしてくる。『3月中ごろから稼動したばかり』と嬉しそうに話してくれた。
努さんに就農したきっかけを尋ねた。もともと仙台で庭師をしていたが父親が脱サラ、水耕栽培で紫蘇農家を始めた事に興味を惹かれ、地元に帰って農家を始めたそうだ。攪拌機からはくるみみその甘い香りが工房内に立ち込める。攪拌機から移したばかりのくるみみそは湯気が立ちいかにも美味しそうだとみんなが思った。
「ファンを増やしたい」そう話す努さんはしそ巻きの他にドレッシングを作っている。4Hクラブの仲間から野菜を使ったドレッシングを作って欲しいと要望を受け、様々な野菜のドレッシングを作り商品のバリエーションを増やしている。地元の食材を使い地元の方に食べて頂きたいと地産地消を強く話していた。

春キャベツ生産者

【北上市成田】齊藤靖子さん

齊藤さんが春キャベツを栽培し始めたのは約10年前。もともとはイチゴを手掛けていたが、イチゴは人手がかかるため収量を減らし、それに代わる作物として春キャベツに目をつけた。肥料は有機肥料を使い農薬を減らす工夫を施している。
「完全堆肥と、うちお米屋さんだから稲、稲のわら裁断したのをいれたり、微生物いれてる。」
 どのような肥料をどのタイミングでどれくらい使うかを決める肥料設計は重要だ。以前はおじいさんがやっていたが、おじいさんが病気になったことから自分で考え始めるようになった。
「肥料設計しはじめたのはね、10年くらい前から。最初はじいちゃんが入れてたんだけど、自分で調べるうちにダブりで入ってたものがあったり、ちょっとずつ自分で研究して。」 

 そして齊藤さんは生産のみならず、販売でも工夫を忘れない。産直の販売所で買い物客がキャベツを買いやすいよう、キャベツの形にぴったり合うサイズの買い物袋をつけて販売したのだ。そうしたところ、うれしいことが起った。
「すぐ冷蔵庫に入れれるように、ジャストサイズの買い物袋に入れて売り出したらば、お客さんが袋のキャベツないですかっていうことになって。そしたらば、袋のキャベツから斎藤さんのキャベツって覚えてもらって。」
 固定客がつくことで春キャベツづくりは軌道に乗った。イチゴに代わる作物として春キャベツを見事に育て上げた。

花巻市農村青年クラブとは

花巻市農村青年クラブ連絡協議会とは、岩手県の若手の農業者が運営する団体です。
クラブ員の圃場巡回や県内外の先進的な農業団体・施設などでの研修を通じて農業のスキルアップに繋げています。
また、各地域振興へも寄与するため、催し物などで農産物の販売などを行い地域住民との交流を深めています。
3地区交流(北上・西和賀)や県内外の農村青年クラブと積極的に交流し、花巻の良さを発信する活動も行っています。

花巻市農村青年クラブ

花巻市農村青年クラブ 会長 伊藤邦彦

私たちの生産する農産物はごくありふれたものたち。
でも、同じ種類でも地域、作る人によって味が変わってきます。

ここ花巻で採れたものを、生産者の顔とともに提供する食材たちはここでしか味わえないものとなっています。
また、農産物や農業そのものに対する私たちの思いや、道中の花巻の風景といったものも一層おいしさを惹きたてるものだと思っています。

朝食で花巻そのものを味わっていただき、花巻を好きになって貰えれば嬉しく思います。

会長 伊藤邦彦